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Interview/キャストインタビュー

吉岡麻耶さん(おやゆび姫 シャルロッテ役)

  ――収録の感想はいかがでしたか? 
初めての主人公。
しかもこれだけ長時間のゲームの収録も初めてでしたので、とても緊張しました。
最初に打ち合わせをさせていただいたときに「これからおやゆび姫を作っていくんだな」という実感がわき、非常にドキドキしました。
 
――オファーが来たときはいかがでしたか?

本当に飛び上がるほど嬉しかったです。……いや、飛び上がりました!
私は過去、花梨さんのゲームに出演させていただいていたのですが、個人的にも何作もプレイしていて……はじめてフルコンプしたゲームも花梨さんの作品で、ストーリーも大好きで、思い入れが強かったんです。
今回、おやゆび姫のオーディションを受けさせていただく際に、キャラ表を拝見したときも「これは絶対に面白い」と思いましたし、あらすじを読んで「これは絶対に出演したい!」と思いました。

おやゆび姫に決まったときは、本当に嬉しかったです!
 
――演じられたキャラクターの第一印象は?

「ビジュアルが可愛い!」です!
クルクルっとしていて、 ちっちゃい姿もデフォルメっぽくて可愛かったです。

大きいシャルロッテになったときの違いを色々と想像していたのですが、実際に演じる際に 「特別に変える必要はないよ、同じでいいよ」 とディレクションをいただいたので、あまり意識せずに同じ人間として演じました。
大人しい、可愛い感じの子だなと思っていたのですが、演じていくうちにどんどん性格が理解できてきて、 序盤からラストに向けて成長していくのが分かりました。

 
――実際に演じてみていかがでしたか?(※組み立ててきた演技プランと、実際演じてみたときのギャップについて)

最初のイメージとしては、6頭身のシャルロッテは優しくて、みんなの事を気にかけることの出来る女の子だと思っていました。
元々、声優になったのも、自分が「非自分」になりたい気持ちが強かったんです。
ですので、可愛らしい、私の中の「理想の女の子」だと思って演じていました。
実際にストーリーが進んでいくにつれて、心の中がしっかりしていたり、人に笑いを与える余裕もあったり……。
もっと等身大の、人間味のあるリアルな私と重なってきて、 気負わずに演じられるようになり、より親近感が湧くようになりました。
その後、裸の王様と掛けあいで演じさせていただいて、すごく心境の変化がありました。

一人で演じているときは私の中のイメージだけで演じていましたが、傍に相手が存在すると、より世界に入ることが出来て、すごく好きになりました。

 
――演じる際にこだわった点はありますか?

ユーザーの皆さんは主人公に気持ちを重ねながらプレイしますので、 みんなが共感してもらえるようなキャラクターになるよう、意識しました。

ちゃんと出来ているか今でも不安です。
もちろん、おやゆび姫としての個性は立てたので、一人のキャラとして、 そして自己投影もできるヒロインとして、好きになっていただければいいなと思います。

 
――演じられたキャラクターの魅力を教えてください。 

ビジュアルが、とってもカワイイです。

プレイをしていただくとわかると思うのですが、色々と苦しいことがあっても、負けずに立ち向かっていく強さと信念が魅力だと思いました。

でも敵が強すぎるんです。私だったら怖くて立ち向かえません(笑)。私だったら逃げます!

 
――「秘密のおやゆび姫」全体の見どころは、どこだと思いますか?

各キャラクターのルートが、まったく違う舞台背景になっているところです。

氷の世界や空の世界、海の世界など、すべての世界にそれぞれの独自性があって、冒険ファンタジー感がすごかったです。

恋愛面だけではなく、ストーリーとしてどうなっていくんだろうと、ドキドキしてしまいました。

「ええ、こんな世界があるの!?」という展開になっていきますので、どのルートも絶対に楽しめると思います!

 
――とくに好きなシーンはどこですか?

個人的に黒騎士推しなので、黒騎士のラストが好きです。

でも、裸の王様役の黒田さんとかけ合いの収録をさせていただいて、王様とのハッピーエンド……だけど切ないラストシーンが大好きになってしまいました。

ほかのルートでは、王様は倒さなければいけない敵として存在しているので、どんな展開になるのか気になりますよね。

プレイする際は、ぜひ気持ちをグッと入れて見ていただきたいです。

 
――本作には女の子とのエンディングもありますが、いかがでしたか?

男の子とのエンディングもキュンとしてよかったのですが、正直な話をしますと、女の子とのエンディングの方がテンションが上がってしまいました(笑)。

「守ってあげたい、私が守ってあげなきゃ!」と思えるんですよね。母性本能というか、保護欲というか……。

それまでは百合があまり得意ではなかったのですが、本作のシナリオを読んで「女の子エンドいいぞ!」と思いました。

私のなかの新しい扉が開いたような気がします(笑)。

氷姫も人魚姫も、大好きなエンディングです。

 
――アウトドア体験や旅の思い出などはありますか?

小さい頃に川にテントを張ったことがあるのですが、夏の夜だったので光に虫がビッシリと集まってしまって……。

虫自体は好きでしたが暗闇で触る虫は怖くて、それが原因でアウトドアはしなくなりました。

おやゆび姫は野宿もしているので、本当に強いなと思いました。

 
――もしも体が小さくなってしまったら、どんなことをしますか?

台本を読んでいいなと思ったのは、おやゆび姫が、花の蜜を飲んだり葉っぱのお風呂に入っていたことです。

小さくなると世界が広がるんだなと思いました。

私も小さくなったら、葉っぱのお風呂に入ったり葉っぱの船に乗ったり、人の肩に乗ってみたいです。

 
――演じられたキャラクターとご自身の共通点がありましたら教えてください。
あまり物事に頓着しないところです。

心配性に見えるのですが、大胆な面もあり、繊細なだけじゃないんだなあと思ったところに気持ちが入って、共感を覚えました。

みんなが気にするところを、おやゆび姫は意外に気にしないところに共通点があるなあと。

細かいことを気にしてしまったら、野宿も出来ないですし、悪い人たちに立ち向かえないですからね。

 
――本作には、さまざまな童話の人物たちが登場しますが、 とくに気になるキャラクターはいますか?
オーディションの資料を頂いたときに、王様が裸に赤いマントを羽織っていたので、 第一印象の絵でものすごく好きになりました。 このビジュアルで攻略対象……しかも敵! というところに驚きました。
台本を読んだときにはリューンが気になりました。
童話の登場キャラは大体ストーリーを知っていたのですが、彼はオリジナルキャラでしたので、 どういうストーリーになるのかなと思いました。 彼も物事に頓着しないキャラですから。
収録に入り始めた後は、アヒルさんが気になりました。
アヒルは白鳥さんになるので最初は別々にエンドがあるとは思いませんでしたし、 あの可愛らしいアヒルさんがあんな事になるなんて思いませんでした。
 
――最後にひとことお願いします。

好きなキャラクターとのエンディングも迎えてほしいですが、それぞれ違ったストーリーがたくさんあるので、好きなキャラクターだけではなく、ぜひフルコンプを目指してほしいです。

ストーリーがとてもおもしろかったので、気持ちを込めて演じさせていただきました!

みなさんにも楽しんでもらえたら嬉しいです。

 

山谷祥生さん
(マッチ売り ラース・クリステンセン役)

  ――収録の感想はいかがでしたか?

初日はかなり緊張もしていましたし、自分の考えてきたマッチ売りで本当にいいのかな? と不安でもありました。

オーディションのときの演技でよかったのかな? というのも、とても不安でした。

でもそれをベースに作り込んでいき、ディレクションしていただいて「よかったよ」と声を掛けていただけたのでうれしかったです。
あとはストーリーを進めながら作りこんでいきました。

 
――オファーが来たときの印象はいかがでしたか?

何キャラかオーディションを受けさせて頂いたのですが、「マッチ売りが目に止まったんだな」と思いました。
受かったときは純粋に嬉しかったのですが、台本をチェックしていくと、セリフ量がすごくて。

大丈夫かな? と、やっぱり不安になりました。
ゲームでこれだけの量を演じさせていただく事自体が初めてでしたし、どうなるのか完全に未知の領域でした。

オーディションの際は、マッチ売りか花の王子が、今の自分の演技や声質に比較的近かったのかなと思います。
将来的にやってみたいのは、アヒルの子とか……ストレートではない、人の予想の斜め上を行くキャラクターかなと思います。
 
――演じられたキャラクターの第一印象は?
目が釣り目でヤレヤレって感じで。思春期だなあと微笑ましくなりました。
でも本当はツンツンしているだけじゃなくて、人の気持ちを考えられる子かな? と思いました。
 
――実際に演じてみていかがでしたか?(※組み立ててきた演技プランと、実際演じてみたときのギャップについて)

基本的にどこかしらで面倒くさい態度をとってしまったり、自分の心で思ったことと態度が逆になってしまうところがあったり……。
でも時々、年相応の子供っぽさや感情が露わになるところとか……相手によって態度の違いを、メリハリをつけなくてはいけないと意識しました。

アヒルの子に対して、他のキャラと比べて対応が違ったり。

その部分では演出を沢山頂いたので、しっかり考えていかなければと思いました。

 
――演じる際にこだわった点はありますか?
表面的に壁を作っている中で、滲み出てくる本音とか……おやゆび姫に対して、ツンツンしているだけではなく、心の中で本当はすごく大切に想っていて、 うまくそれを表現できずに不器用になってしまいツンツンしてしまうとか。
そういうギャップを上手く表現できればいいなと思いました。
 
――演じられたキャラクターの魅力を教えてください。

しっかり自分を持っているという部分です。

感情を素直に表現しないところは、年相応でかわいらしいと思います。

好きな女の子に素直になれなかったりとか、自分にもこんな頃があったなって(笑)。

優しさを持っているなかで、勇敢さとか自分の心の芯をまげないとか、心のあり方とかがカッコイイと思いました。

 
――「秘密のおやゆび姫」全体の見どころは、どこだと思いますか? 

僕自身がこういった作品を演じたことも遊んだこともなかったので、知らない部分もたくさんありました。

これだけキャラクターがいて、それぞれスポットが当てられてストーリーもちゃんと組まれているし、各ルートの丁寧さ、物語の奥深さ、想像だけでは終わらない楽しさが魅力だと思いました。

それに、絵がキレイで見ただけで惹き込まれる。

この世界で息づくキャラクターたち、それぞれどんなストーリーがあるんだろうと、どんどん引き込まれてしまいました。

 
――とくに好きなシーンはどこですか?

黒騎士が好きだったので、とくに気になっていました。

最初は冷徹なキャラクターだったのですが、ツバメの騎士とのギャップが好きだったので、彼の回想シーンや、徐々に黒騎士がおやゆび姫に心を開いていくところが好きでした。

こりゃ負けるわ(笑)、魅力的だなと思いました。

そのなかでも告白したいけれど、大人をあえて演じて見守るしかないという黒騎士の葛藤がよかったです。

 
――あなたの役から見て、おやゆび姫はどんな女の子ですか?

とても魅力的だなと思いました。
優しい面もあるのですが、僕自身、アウトドアな女性が魅力的だと思うので、 あの行動力は素敵ですね。
優しいながらも、相手の為になることは、厳しいことでもハッキリ言葉にして言ってくれる。
それでいて、「これは言うべきではない」ということは自分の中にしまいこめる懐の深さも持っていて、すごく魅力的です。
これは支えてあげたい女の子だと思いました。

 
――アウトドア体験や旅の思い出などはありますか?

父の実家が東北の山の中にあるのですが、行ったことのない山の中で自給自足をしたことがあります。

そこは父が子どもの頃から遊んでいる山なので危険はないのですが、その場にあるもので竿を作って釣りをしたり、野草を食べたりしました。

そういうサバイバルをしたことがあるので、『秘密のおやゆび姫』のような冒険はいいなと思いました。

 
――もしも体が小さくなってしまったら、どんなことをしますか?

一番好きな物を延々と食べてみたいです。

ちょっと遠慮していた食べ物も、小さくなればいっぱい食べられるし。

お寿司とかが大好きなので、たくさん食べていたいです。

 
――キャラクターとご自身の共通点がありましたら教えてください。
自分でこうと決めた道をゆくところや、何かを犠牲にしても、貫き通す勇気や頑固さや強さがラースに似ていると思います。
あと、小さい頃に好きな女の子ができたときに、ハッキリものをいえなくて、ついケンカしてしまったところとか。
思春期の男子が皆、通る道なんじゃないかと思います(笑)。
 
――本作には、さまざまな童話の人物たちが登場しますが、 とくに気になるキャラクターはいますか?
黒騎士やアヒルですね。
アヒルはそのまま、あのキャラが魅力だと思います。 白鳥のナイトに変化するシーンとか、ギャップがあって好きです。
黒騎士は憧れ。アヒルは気になるキャラですね。
 
――最後にひとことお願いします。

こういった作品に携わることが初めての経験でしたので、緊張だったり不安だったり、色々な気持ちがありました。

実際に演じさせてもらって、考えの甘さを思い知った部分もありました。

でも、楽しく最後まで録らせていただいて、自分なりにラースを試行錯誤して一生懸命演じましたので、ラースを見て少しでもゲームを楽しんでもらえたらと思います。

たくさんの個性的なキャラクターのストーリーやバックボーンがしっかりあって、作品が盛り上がっていきます。

各ルートの展開や物語も好きになってもらえれば嬉しいです。

小野友樹さん(狩人 リューン役)

  ――収録の感想はいかがでしたか?

初めて挑戦するタイプのキャラクターでしたので、どのくらい苦戦するのかなとか、求めていただいているキャラクターのお芝居ができるのかなと少し不安なまま収録に挑みました。

でも、僕のお芝居を生かしていただきつつディレクションもしていただいたので、リューンとしてうまく歩み出せたと思います。

今思い返すと、あっという間の時間でした。

 
――オファーが来たときの印象はいかがでしたか?

プロデューサーのそのえさんから直々にオーディションの連絡があったのでうれしかったですね。

前作の『絶対迷宮グリム』でヤギオというキャラクターを演じさせていただいたのですが、そのときから数年を経て、今回は攻略対象のキャラクターで、感慨深かったですね!

 
――演じられたキャラクターの第一印象は?
あまり演じたことの無いタイプのキャラクターでしたので、
実際にマイクの前に向かった時、どういうキャラクターになるのかな? と思いました。
 
――実際に演じてみていかがでしたか?(※組み立ててきた演技プランと、実際演じてみたときのギャップについて)
徐々に心を開いていくところが伝わるように演じてみました。
いきなりではなく、自然に少しずつ開く過程を意識しました。
 
――演じる際にこだわった点はありますか?

淡々と演じているなかにも、微妙な感情の動きを感じていただけるように心がけました。

ただ、計算して演じるというよりは、リューンの心の動きを、感情が湧きあがるままに演じていたように思います。

 
――演じられたキャラクターの魅力を教えてください。

飄々としているようで、その奥に芯があるところです。

言葉は少ないですが、相手を傷つけずにスッと伝えられるのはうらやましいなと思います。

 
――「秘密のおやゆび姫」全体の見どころは、どこだと思いますか?

各キャラクターごとに特色のあるストーリーが魅力だと思います。

これはリューンの個別ルートに関してなのですが、予想以上に童話らしくないところに驚きました。

 
――とくに好きなシーンはどこですか? 

アヒルとのやり取りが楽しかったです。

旅の仲間と談笑したり、からかい合ったりってステキですよね。

僕も仲間とワイワイやるのが好きなのですごくわかります。

 
――あなたの役から見て、おやゆび姫はどんな女の子ですか?
おやゆび姫の時は、小さいのに心が強く温かいので、惹きつけられる所があります。
現実にはこんな女の子はいないだろうなと思う反面、リューンになりたいなと思いましたね。
ぜひ攻略していただいて、リューンのような面倒くさい男の心を溶かして欲しいです。
 
――アウトドア体験や旅の思い出などはありますか? 

印象的な思い出はあまり思い出せないですが……スキーに行って崖から落ちかけたことですかね?

無事でしたが(笑)。

 
――もしも体が小さくなってしまったら、どんなことをしますか? 

シル〇ニアファ〇リーの家で暮らしたいです。

人形たちが動き出したらステキですよね。

 
――キャラクターとご自身の共通点がありましたら教えてください。
リューンは、飄々としていて芯があるキャラクターだと思うのですが、ある意味そういうところは似ているかもしれないです。
捉えどころがないという意味だと、ちょっと違うかもしれないんですが、僕は、特に意識をせずに飄々と色んな人に絡みに行くところがあるので。
 
――本作には、さまざまな童話の人物たちが登場しますが、 とくに気になるキャラクターはいますか?
みにくいアヒルの子です。柿原徹也さんが演じていらっしゃることもそうですが、 あんな素敵な男になるところも驚きでした。
あれはズルイなと思いますね。
 
――最後にひとことお願いします。 

収録はまさに今終えたばかりなのですが、これから皆さんの手に届くまでには様々な情報が出ているのではないかと思います。

きっとステキな作品になっていると思いますので、たくさんの魅力的なキャラクターに出会える日を僕も楽しみにしています。

みなさんも期待して待っていてください!!

その前に、公式サイトで聴けるカウントダウンボイスも楽しみにしてくださいね。

よろしくお願いします!

高橋花林さん(氷姫 スヴィア役)

  ――収録の感想はいかがでしたか? 
最初の打ち合わせで「氷姫は感情を表に出さないけれど、内側に激しい感情を秘めている難しいキャラクター」と聞いたんです。
実際に演じてみて、微妙な感情の出し加減が難しかったです。
おやゆび姫と触れ合うシーンや、クライマックスに向けて気持ちを高めていくところでは胸が熱くなり涙が止まらなくなってしまいました。
そのときはスタッフのみなさんをオロオロさせてしまったかと思いますが、奥深いストーリーはとてもおもしろく、楽しく演じさせていただきました。
 
――オファーが来たときの印象はいかがでしたか?

最初に絵を拝見させていただき、すごく可愛いと思いました!!!
台本のセリフを見ると、とても寂しくて悲しい子なんだなと思いました。

女の子を三人、オーディションで演じさせていただいたのです

が、 氷姫が一番演じてみたいと思ったキャラクターでした。

自分は引きこもりな所があり、とても人見知りな上に人と触れ合うことが苦手だったので、氷姫が自分に似ていると思ったからです。
返事がなかなか来なかったので、難しかったのかなと思いましたが、 電話で事務所から連絡を頂いたときは

「やった!!!!!」と思いました。

 
――演じられたキャラクターの第一印象は?

とてもカワイイなと思いました。

氷姫は感情を表に出さない子ですが、私も引きこもりで人見知りなうえ、人と触れ合うことが苦手なので色々と自分と似ているところがあります。

 
――実際演じてみていかがでしたか?(※組み立ててきた演技プランと、実際演じてみたときのギャップについて)

スタジオに来るまでは、感情を表に出さない子だと思っていたので、 おやゆび姫と触れ合うシーンやクライマックスなど、どこまで感情を表に出せばいいのか、 ほぼ出さないで演じたほうがいいのか、を考えていました。
でも、打ち合わせの際、「重要なシーンでは出していい。それまでのシーンはクライマックスへ向けての溜めだから」と言っていただいて。
演じながら、つい感情を出したいシーンも沢山ありましたが、じっと堪えていました。
特にアヒルとの掛け合いの際、つい出しそうになり、抑えているのが大変でした。

 
――演じる際にこだわった点はありますか?
感情を出すけれど、抑えて抑えて出さないところです。
クールだけど、あまり怖くならないように気をつけました。
 
――演じられたキャラクターの魅力を教えてください。 
寒色系の衣装やメイクなので冷たそうに見えますが、 本当はとても心優しい女の子というところが魅力だと思います。
 
――「秘密のおやゆび姫」全体の見どころは、どこだと思いますか?
素敵な男の子が沢山出てくるのですが、このゲームでは女の子もすごく可愛くて。
しかも女の子も攻略対象という事にすごく驚きました。
私もユーザーとして全員攻略したい!!! と思いました。
 
――とくに好きなシーンはどこですか?

2つあって、

1つ目は、氷姫とおやゆび姫が仲間になるところです。

演じていても気持ちが盛り上がって感動しましたし、自分もがんばって演じたんだなという達成感がありました。

氷姫と同様に、私もお芝居をしながらボロボロと涙が止まりませんでした。

2つ目はアヒルとたくさん絡むところです。氷姫はけっこう冷たいことを言っているのですが、じつはギャグシーンなのでほんわかすると思います。

 
――あなたの役から見て、おやゆび姫はどんな女の子ですか?

まず見た目がほわほわして可愛い子だと思います。

そして、心が温かくて氷姫の事も本当に心から想ってくれる、優しい太陽みたいな女の子だなと思いました。

でもリアルにいたら……、「友達になりたいけど、恐れ多くて声をかけられない、みんなのアイドル」 みたいな子かなと思います。眩しすぎて近づけないかも。

 
――アウトドア体験や旅の思い出などはありますか?

アウトドアを経験したことはないのですが、仕事でバーベキューをしたことがあります。

撮影でユニットのメンバーと一緒だったのですが、すべてが初めての体験でとても楽しかったです。

野菜を切ったりマシュマロを焼いたり。

次はテントを張って、寝袋で寝る体験をしてみたいです。

 
――もしも体が小さくなってしまったら、どんなことをしますか?

犬や猫の背中に乗ってみたいです。

おやゆび姫がアヒルに乗っているので、私は猫を手なづけたいな。

実際に乗ることができる動物って、毛並みがゴワついているイメージがあるので、ふわふわした動物にあこがれます。

猫の背中に乗って塀の上に登ったり、犬にパクッとくわえてもらったり、一緒に戯れたりしながら冒険をしたいです。

 
――キャラクターとご自身の共通点がありましたら教えてください。
氷姫は引きこもり。そして私もインドア派で人見知りで友達が少ないところです。
人と慣れるまで時間がかかるので、なかなか人と仲良くなるのに時間が掛かります。
自分から話しかけるのが苦手で、初対面の方には、ついバリアを張ってしまいます。
この仕事をするようになり、現場では初めましての方が多いので、頑張って話そうと努力しています。
 
――本作には、さまざまな童話の人物たちが登場しますが、 とくに気になるキャラクターはいますか?
好きなキャラはリューンです。 何処と無く、優しい感じでミステリアスな雰囲気だからです。
気になるキャラクターは白鳥のナイトです。 胡散臭い感じがとても面白くて、カッコいいです。
レディーファーストな感じで、本当にピンチのときに助けに来てくれる所が、楽しくて素敵で気になります。
 
――最後にひとことお願いします。 
ストーリーがとてもおもしろくて、ほかのルートも全部読ませていただきました。

氷姫も最初は感情を出さない子ですが、クライマックスでは感情があらわになり、私もボロボロになりながら演じさせていただきました。

おやゆび姫もほんわかしてカワイイので、みなさんにも楽しんでいただけたらなと思います。

飯田利信さん(竜騎士 シリウス役)

  ――収録の感想はいかがでしたか?

竜騎士は正義感が強く熱いキャラクターです。

飄々としている部分、強い意志がある部分、それゆえの立ちい振る舞い方、気持ちが昂ぶったり、感情が揺さぶられるシーンなど――テンションや感情のコントロールが想像以上に難しかったです。

冷静であり情熱家、シリアスからの急な笑顔。

そのなかには変わらず強い信念があって、自分の感情を繋ぐのに緊張感があり、とても充実した時間でした。

 
――オファーが来たときの印象はいかがでしたか?

おやゆび姫と聞いて、最初は子供の頃に読んだ絵本の微かな記憶しかなかったのですが、 実際の台本を拝見させていただき、想像よりもずっと大きい、凄い壮大な世界観でびっくりしました。
絵がめちゃめちゃ綺麗でかっこよくて、キャラクター表を見ながら、凄い絵と世界だなと思いました。

 

――演じられたキャラクターの第一印象は?
まず、第一印象はイケメンだなと思いました。
カッコいい王子様みたいな感じだと思っていたのですが、その奥底にはすごく強い正義感や信念があり、 一つの思いを貫く強さを持っていると思いました。
 
――実際演じてみていかがでしたか?(※組み立ててきた演技プランと、実際演じてみたときのギャップについて)

演じる前に台本を読むと、絵から受けていたイメージとだいぶ違うなと。

すごく生真面目な人だと思っていたのですが、実際に台本を読んでいると、意外に飄々としたり、それでいて優しかったり……。

一見、周りからすると、何を考えているか分からない所があると思います。
でも本人の中では、自身の目的は一つだという着地点が見えているんだなと思いました。

 
――演じる際にこだわった点はありますか?
シリウスの中の二面性ですね。
あと、僕の中で高めの声で演じようと思っていたのですが、気持ちが強くなる場面では低めになってしまって…… それでもテクニックより心を優先して演じるように心掛けて、 シリウスというキャラクターの感情の流れに一番気を遣いました。
 
――演じられたキャラクターの魅力を教えてください。 

自分の信念や意志をかたくなに貫き通すところだと思います。一つの意志を貫くことって、言うほど楽じゃないですよね。

ヘタをすれば、ただの要領悪いヤツで終わっちゃいますし(笑)。

でも彼には自分の正義や信念を貫くためなら己の手を汚す覚悟がある。

そこには当然、計り知れない葛藤があるはずなのに彼は揺るがない。

多面的に見れば彼を悪だという人もいるかもしれません。

それでも自分の信じた道を、信念を貫き通す彼を僕はとても強くてカッコイイ人だと思います。

 
――「秘密のおやゆび姫」全体の見どころは、どこだと思いますか?

絵も綺麗だし、世界観も壮大で、細かいところまで綺麗につじつまもあっていて、凄いなと思います。
あと、すっと世界に入りやすいところも魅力です。
一人ひとりのキャラクターがしっかり立っていて、それぞれ被らないんですよね。

立ち位置が分かりやすくて、すごくいいと思いました。

 
――とくに好きなシーンはどこですか?

黒騎士の登場シーンです。

任務を果たした部下が悪ノリし、命令されてもいない村人殺しをしていたところを黒騎士が目撃するシーンがあるのですが、そのときの意外な言葉と行動にグッときました。

やっていることは思いっきり悪なんですが……なぜでしょう?

こういう悪い人がチラッと見せる善良な部分って、妙にひかれるものがあるんですよね。ズルイです(笑)。

ほかにはシリウスが黒騎士と戦っているときに、この剣に懸けて……的なシーンがあってカッコよかった!

シリウスの想いの強さ、象徴となる性格がすぐわかる筋書きになっていて、こういうシーンは重要だなと思いました。

 
――あなたの役から見て、おやゆび姫はどんな女の子ですか?
現実世界の僕から見ると、すごく「悪女」? に見えてしまいます(笑)。
だって、こんな素敵な子、絶対にいないじゃないですか!  演じているんじゃないか? と疑ってしまいます。
でも、本当にこんないい子がいたら、間違いなく結婚したいと思います!
シリウスから見ると、本当にそのままの、可愛らしいおやゆび姫だと思います。
強さ、そして優しさが溢れていて、みんなそういう所に惹かれるんだろうなと思います。
 
――アウトドア体験や旅の思い出などはありますか?

小学校の頃に、友人やその両親たちと大勢で川遊びに行きました。

流れがすごく急で、特別深いわけではなかったのですが転んで流されたんです。

そのとき、友達のお父さんが僕の腕をギュっと掴んで助けてくれました。

帰りの電車では、その人がいなかったら死んでたんじゃないか、という話題で盛り上がりましたが本当に怖かったです。

今でもその友だちとは仲がいいので、実家に帰るとお父さんとも会います。

……ところで、なんで家で作るカレーと外で作るカレーって味が違うんですかね?

 
――もしも体が小さくなってしまったら、どんなことをしますか?

ポケットに入りたいです。

誰かのポケットから顔だけ出して「頭出すなよ」なんて、ギューっと押し込められたいです。

ズボンのポケットに入って顔をぴょこんを出すとカワイイですね。その状態で散歩したいです。

巨人のポケットなので、多分ものすごい速さだと思うんですよ。

 
――キャラクターとご自身の共通点がありましたら教えてください。

ぱっとは思いつかないのですが……。
一つの思いを貫く事とか、憧れるのですが、今の世の中生き難いじゃないですか?

頑固で融通の利かない人みたいな(笑)。 凄いなって本当に思います。
でも、強いて言うのであれば、この声優の仕事を情熱を持って、ずっと貫いているところは共通するかな……?

うん。します。

 
――本作には、さまざまな童話の人物たちが登場しますが、 とくに気になるキャラクターはいますか?

おそらく、皆さんそうだと思うのですが、やっぱり裸の王様だと思います!  ビジュアル的に気になるじゃないですか!
「あ、本当に裸なんだ」というところに、まずビックリしますよね。

そしてあの肉体美! 童話の意味的には、そういう意味ではないと思うんですよ(笑)。
でも、あれはどう見ても、完全に見せたがってますもん!
あと、誰とは言えないのですが、この世界から居なくなってしまうキャラクターがいて…… 愛着が湧いてしまうと、そういうキャラクターがすごく気になります。
自分から去っていくキャラクターって、すごく好きなんですよね。

 
――最後にひとことお願いします。

私的感情丸出しで言わせてください!

何卒、竜騎士を……シリウスをよろしくお願いいたします!

恵まれた容姿と頭脳をあわせ持って生まれてきたにもかかわらず、一途な想いを貫くためならば人に憎まれることもいとわないくらいの覚悟で、たとえ自責の念を抱えながらでも前を向き走り続ける。

そんな彼のひた向きさが……もう健気で健気で……おっと、すみません! 親バカが出てしまいました。

『絶対迷宮 秘密のおやゆび姫』は魅力的なキャラクターが目白押しです。こうご期待!!

高橋未奈美さん(人魚姫 エーシェル役)

  ――収録の感想はいかがでしたか? 

セリフ数が多かったので時間がかかるかと思ったのですが、あっという間でした!
楽しすぎて、どんどん世界に入り込んでしまって、童話の世界に旅をしに行った感じです。
元々、童話や神話がすごく好きで、学校の図書館で童話をよく借りて読んでいましたので、馴染み深く 設定やストーリーにも入りやすかったです。 台本を読みながらワクワクしていました。
特に好きな題材だったので、人魚姫を演じられて良かったと思います。
早くみなさんにも遊んで欲しいです。

 
――オファーが来たときの印象はいかがでしたか?
元々、花梨さんのゲームもプレイしていましたし、乙女ゲームが個人的に好きでしたので、 出演してみたいと思っていました。
モブで出演した事はありましたが、今回は攻略キャラということで本当に嬉しかったです。
オーディションが来たとき、「やったぜ!」ってすごくテンションが上がりました!!
 
――演じられたキャラクターの第一印象は?

ほかの攻略キャラクターをひととおり拝見し、そのなかでも大人っぽいイメージだなと思いました。

海のなかに住んでいて、人間に興味がある、外の世界にいつか旅に出たいという冒険心がある。

そういうところに惹かれました。

それに絵を拝見したときに、グラフィックがすごくキレイで青くて!

個人的に青が大好きなので、ひと通りキャラ表を見た際に、この子(人魚姫)が私に一番近いのかなと思いました。

演じられて本当によかったです!!

 
――実際に演じてみていかがでしたか?(※組み立ててきた演技プランと、実際演じてみたときのギャップについて)

ディレクションしていただいた方向と、私の目指す方向は大体同じだったと思いました。
彼女(人魚姫)は自分の手で愛する人を殺めてしまい、内にこもってしまうのかなと思っていたのですが、そこまで悲観的にはならなくて。

仲間たちとの掛け合いでは、意外に仲間意識も高くて。

でも自分のした事の重さも、心の奥に秘めて、いつも笑っていて。
それを経た彼女がこれからどうなるのか、という事も含めて楽しみです。

 
――演じる際にこだわった点はありますか?

「お姫様」というのが大前提にあるので、みんなと溶け込むけれど、品位は落とさないように心がけました。

 
――演じられたキャラクターの魅力を教えてください。

ほかのキャラクターにはない、仲間たちみんなの調和を保つ力がある子だなと思いました。

何に対してもつねに真っ直ぐで愛らしいです。

 
――とくに好きなシーンはどこですか?

人魚姫のルートでは、王子様と最後の別れです。

彼女の想いは通じたのかな? という部分が印象的でした。

親子の別れもつらかったけれど、厳しいことを言いつつ、背中を押してくれる父親を見て、思わず涙がこぼれてしまいました。

 
――あなたの役から見て、おやゆび姫はどんな女の子ですか?
とっても可愛くて、頼りになるなと思いました。
可愛いし、優しいし、みんながおやゆび姫を好きになる気持ちも分かります。
戦う力は無いけれど、体を張って前に進むおやゆび姫の事を、仲間たちが心のよりどころにするだけの度量はあるなと思いました。
 
――アウトドア体験や旅の思い出などはありますか?

小学生の頃にキャンプに連れて行ってもらったことがありました。

夜、ふっと目が覚めると、目の前に虫がいて思わず叫んでしまいました。もう一生アウトドアはしないと思いました。
旅は海外旅行が大好きで、ドイツのミュンヘンやブレーメンに行ったことがあります。

あちこちにお城があり、街並みが童話みたいなんですよ。馬車が道を走っていたり。

思わず「住みたい!」と思いました。

その場にいるだけで童話の気分に浸っているようで、とても好きです。

 
――もしも体が小さくなってしまったら、どんなことをしますか?

鳥に乗って空を飛んでみたいです。もちろん、話が通じる鳥に!

好きな場所に連れて行ってもらいたいです。

 
――キャラクターとご自身の共通点がありましたら教えてください。
人魚姫は自分がしっかりあって、芯も強いので、共通点というよりも自分が彼女のようになれたらいいなと思います。
自分は何かあると飲み込んでしまうタイプなので、思ったことがキリっと言えるようになるといいなと思います。
 
――本作には、さまざまな童話の人物たちが登場しますが、 とくに気になるキャラクターはいますか?

リューンさんがストーリー的に絡みがあるので印象的です。
あと、花の王子がかわいいと思いました。

小さい花の王子を肩に乗せてお散歩してみたいですね。

 
――最後にひとことお願いします。

夢の詰まったお話で、切なかったりワクワクしたり……色々なことが経験できるゲームだと思います。

ですので、みなさんにも童話の世界を一緒に旅してほしいです。

小野賢章さん(花の王子 ルピアン役)

  ――収録の感想はいかがでしたか?

童話に出てくるさまざまなキャラクターが出てきて、お姫様を守って戦うというお話だったので、王道ファンタジーのようで楽しかったです。

 
――オファーが来たときの印象はいかがでしたか?
花?? かあ……。と思いました(笑)。
自分には、あまり爽やかな印象を持っていなくて。
花の王子と聞いて非常に爽やかな印象があり、本当に自分に出来るかな? と思いました。
 
――演じられたキャラクターの第一印象は?

「花の王子」という言葉から僕が想像していた印象と、何も変わりませんでした(笑)。本当に王子様だなあと思いました。

自分自身にはあまりさわやかさがなかったので、できるかな……? と少し不安でした。

特典のドラマCDにもあったのですが、さわやか過ぎると逆にブラックに感じますよね。

花の王子的には、ただ純粋なだけ……なのですが、少しひねくれている人から見ると「絶対裏があるでしょう?」と思われるキャラクターかもしれません。

 
――実際に演じてみていかがでしたか?(※組み立ててきた演技プランと、実際演じてみたときのギャップについて)

大体、想定したとおりでした。

キャラクターの設定とか、見た目のイメージとか。
おやゆび姫を一番大切に思っている所など、感じていた通りのキャラクターでしたので、非常にやりやすかったです。

 
――演じる際にこだわった点はありますか?

おやゆび姫と話をしているときの優しさや「大切に思っているよ」という感じと、ほかのキャラクターと接しているときの差を意識しました。

小さいときの姿はどう演じようかなと考えていましたが、収録当日「そこまで意識しなくていいよ」とディレクションしていただき、あまり意識しないで演じることができました。

 
――演じられたキャラクターの魅力を教えてください。

おやゆび姫を全てにおいて一番に想ってくれるところだと思います。

そのためだったら自分自身はどうなってもいいという一途なところが魅力的です。

あと、ものすごく爽やかな部分ですかね?

ふわっと物腰の柔らかい、絵に描いたようなフェミニスト、王子様の鑑のようなところです。

 
――「秘密のおやゆび姫」全体の見どころは、どこだと思いますか?

童話や絵本に出てくるキャラクターたちと恋愛に発展したり、みんなが知っている色々な物語が出てくるところが魅力だと思います。

主人公のおやゆび姫にも声がある点もポイントですよね。

自分が主人公になるというよりも、映画を見ているような感じに近いかもしれません。

発売したら、僕もプレイしてみたいです。

 
――とくに好きなシーンはどこですか?

物語の一番最後です。

すべてが終わってのエピローグ部分が好きです。

 
――あなたの役から見て、おやゆび姫はどんな女の子ですか?
とにかく真っ直ぐな女の子だと思います。
女の子の鑑のような、素敵な子だと思いました。
 
――アウトドア体験や旅の思い出などはありますか? 

昨年の年始に仲のいい友達と京都に行きました。

突然決まった話で、前日に「京都行く?」と言う話題になったんです。

そのまま友人宅に泊まって、翌日朝に新幹線で京都で一泊旅行をしました。

急すぎてホテルが全然取れず、真冬に右往左往して苦労しました。

そのときは、本当の意味で旅をしたなと思います(笑)。

 
――もしも体が小さくなってしまったら、どんなことをしますか?

小さくなるって、危険な感じしかしないですよ。街の中も小動物も、みんな怖いです。

でも、映画館とかタダで入れそうですね。ものすごい巨大なスクリーンで、大音量で映画鑑賞できそうです。

それ以外は……危険な香りしかしないですよね。

 
――キャラクターとご自身の共通点がありましたら教えてください。
好きな女性に対して一途な所は似ているかも(笑)。
 
――本作には、さまざまな童話の人物たちが登場しますが、 とくに気になるキャラクターはいますか?

氷姫です!
知っているキャラクターにとても似ていて親近感を感じました。

 
――最後にひとことお願いします。

登場人物も沢山いて、色々な物語があって。

仲間たちと一緒に冒険する楽しみがあり、ワクワクした気持ちになれる作品で、ファンタジーの王道だと思います。

花の王子は、僕の出し得る最大限のさわやかさで演じました。

みなさん、花の王子に会えるのを楽しみに待っていてください。

柿原徹也さん
(みにくいアヒルの子/白鳥のナイト アルビレオ役)

  ――収録のご感想をお願いします。 

『絶対迷宮』シリーズは、以前『絶対迷宮グリム』で赤ずきん役を演じさせていただいたことがあるので、2作目にも参加させていただき嬉しいです。

今回もとてもメルヘンなお話だったので、楽しく童心に帰った気持ちで演じることができました。

 
――オファーが来たときの印象はいかがでしたか?

育った国がドイツなので、メルヘンがとても好きなんです。
本作品の世界観がおとぎ話なストーリーだったので、タイトルを聞いただけで好きになりました。
台本を読むのがとても楽しみでした。

 

――演じられたキャラクターの第一印象は? 

最初に登場するのが、「みにくいアヒルの子」でしたので、ファーストインプレッションはアヒルのインパクトが非常に強かったです。
何処からどう見ても、賑やかしのメンバーで、本作品で一番遊

べるキャラクターだなと思いました。

台本を頂いて読み進めていくうちに、白鳥になったり、白鳥のナイトになったり……。
バイタリティのあるキャラクターだったので「一番遊んで、一番印象に残るキャラクターにしてやろう!」という気持ちで臨みました!

 
――実際演じてみていかがでしたか?(※組み立ててきた演技プランと実際演じてみたときのギャップについて)

ブレはなかったです。
白鳥のナイトとアヒル……どちらを中心に考えて作ったかと言うと 、アヒルです。日常ではアヒルなので。
本来の姿、キャラの根底はアヒル。一番沢山喋るのもアヒル。

でも、心の中で思い描いている自身の理想の姿は、白鳥のナイト……。

そんなアヒルに、どのくらい幅を持たせられるのか? というのが今回の自分のテーマでした。
ひとことひとこと、ニュアンスを含ませ、沢山遊びを入れました。

「カッキーでないと出来ないよねと!」 と言われるように、自分の好きな形で表現し、自分のお芝居で演じさせていただきました。

 
――演じる際にこだわった点はありますか? 

ひとことひとこと、全部こだわりました!

白鳥のナイトなら三枚目からイケメンへのギャップ。姫を守る力を持った、強く美しい姿をイメージしています。

その魅力が一層引き立つように、アヒルは120%三枚目で演じました。

ただし、三枚目を演じるときに気をつけたことは、「ウザイ」と思われないようにすることです。

セリフを飛ばされないように、ひとことひとこと、違うニュアンスや感情になるよう、意識しました。

 
――演じられたキャラクターの魅力を教えてください。 

やっぱりギャップですよね!

アヒルのときは幼さ、子どもっぽさ。メンバー内で一番の賑やかし。表情もコロッコロ変わる、可愛らしいイメージです。
そして白鳥のナイトの凛々しさ、男らしさ、力強さ。彼のセリフって、全部が全力なんですよね。

喜怒哀楽がこれだけ詰め込まれているキャラクターはほかにはいないんじゃない? というぐらい色々と込めました。

これだけ多方面の表現を盛り込んでいけるキャラクターは、とても魅力的だと思います。

 
――「秘密のおやゆび姫」全体の見どころは、どこだと思いますか?
前作の『絶対迷宮グリム』にも出演させていただいたのですが、 メルヘンの世界で冒険して恋をする、ロマンティックなところだと思います。
 
――とくに好きなシーンはどこですか? 

登場シーンの縛られているところは、ものすごいインパクトでした。

「こいつ無理!!」って思われるかもしれませんが、「少しガマンして見ていて。ずっと見ていると、きっと好きになるから」と

いった登場シーンになっています。

アヒルがボケたり突っ込んだりするところは、全部好きです。

回想シーンで、ある人物から剣を教わる場面も、とても印象的でした。

ツバメの騎士に対しての劣等感や憧れ、そこからすべての騎士につながってくるんだなと思ったら胸が熱くなります。

 
――あなたの役から見て、おやゆび姫はどんな女の子ですか?
守ってあげたいお姫様ですね。大きい姿の時も、小さい姿の時も。
本編中、すごく心配させたり、不安にさせるお姫様だけど、本当は誰よりもすごい力を秘めている。
そんな彼女に、男の子たちはみんな惹かれるんじゃないですかね?
結局、男はみんな馬鹿なので、このくらい素敵な子は好きになってしまうでしょう。
女の子ってズルイ生き物ですよね。
 
――アウトドア体験や旅の思い出などはありますか? 

半日でもわずかな休みがあると、新幹線で地方に行っておいしい物を食べてお酒を飲んで、翌日、朝一で帰ることが好きです。

電車の中で、料理屋さんを調べて予約を入れ、その地方で人気のお店に行くことが息抜きになりますね。

できれば日本は全部行ってみたいです。

スケジュールが合わないので、大抵1人で行くんですけどね。

 
――もしも体が小さくなってしまったら、どんなことをしますか? 

強いていえば……部屋の細かいところに入って掃除をしたいです。

手が届かなくて家具を動かすのが面倒くさいような場所に、小さい掃除機を用意してもらって、掃除をします。

 
――キャラクターとご自身の共通点がありましたら教えてください。
ワイワイと賑やかで、底抜けに明るいところは共通点がありますね。
アヒルは、THE・エンターテイナーなところに共感が持てます。
だからこそ演じていて楽しかったし、自由に演じることができたんじゃないでしょうか?
収録中、素で喋っても、アヒルとリンクしているなと感じる事がありました。
多分、ユーザーの方にも、 「カッキーに似てるね」 って言われるんじゃないかと思いますよ(笑)。
 
――本作には、さまざまな童話の人物たちが登場しますが、 とくに気になるキャラクターはいますか?
どのキャラクターも、みんな同じくらいに気になるのですが やっぱり自分の演じているキャラクターが一番気になるんじゃないですかね?
アヒルのその後とか、おやゆび姫との、その後の関係とか気になりますよね。
おやゆび姫が現実世界の日本にいたら、どんな男性と付き合うのかな? というのも気になりますね(笑)。
 
――最後にひとことお願いします。 

全力で演じさせていただきました。

メルヘンが好きな方にはうってつけだと思いますし、演じていてとても楽しくて気持ちよかったです。

胸が痛くなることもあればハッピーエンドもあり、バリエーションに富んだ作品です。

みなさんが子どもの頃に読んだメルヘン以上のものが待ち構えていると思います。

僕が演じたアヒルは、色々なルートに登場しますので、全部見ていただけたら嬉しいです。

すべてのセリフに魂が込もっていますので、ぜひ飛ばさずにじっくり聴いてください。

桐本琢也さん
(ツバメの騎士 ジークヴァルト/黒騎士役)

  ――収録のご感想をお願いします。 

ゲームの仕事は最近、いくつか出演させていただき、楽しさも覚えてきました。

自分の想像力をふくらませながら、色々なキャラクターと対話し、じっくりと演じさせていただきました。

 
――オファーが来たときの印象はいかがでしたか?

ゲームの仕事はあまり多くないので、ファンの方からは「こういう仕事は敬遠しているのではないか」と思われていたようです。

ですので、今回のオファーがきたときは、本当に嬉しかったです。

 

――演じられたキャラクターの第一印象は? 

とてもカッコイイですよね。

黒騎士は、僕がいつも演じているタイプのキャラクターに近いと思いました。

一方ツバメの騎士は、裏表のないストレートな紳士。

彼のような人物は今まで演じる機会がなかったので、つい、

含みがあるように演じてしまいそうになってしまって(笑)。

そうなりすぎないよう、意識しました。

 
――実際演じてみていかがでしたか?(※組み立ててきた演技プランと実際演じてみたときのギャップについて)

黒騎士はかなり思う通りにできたので、演じやすかったと思います。
ツバメの騎士は、たまに黒騎士が混ざってしまったかな? と不安になる事もありましたが、 出来るだけストレートにと思いながら演じてみました。

ほぼ、最初の想定で演じられたと思います。

 
――演じる際にこだわった点はありますか? 

収録前に打ち合わせをした際に、彼の内面・真意を深いところまで聞かせていただき、話し合いました。

複雑なキャラクターなので、奥行き感のある演技になっていればと思います。

 
――演じられたキャラクターの魅力を教えてください。 

己を犠牲にしても、自身が敬愛するものに忠義・仁義を貫く。

そんな一本筋の通ったところがステキですね。

王のために仕える騎士道精神が、彼の魅力であり本質であると思います。

 
――「秘密のおやゆび姫」全体の見どころは、どこだと思いますか? 

とても不思議な世界観だと思いました。

童話を題材にした色々なキャラクターたちが織り成す、重厚な人間ドラマになっています。

一見すると「どんな?」と思うかもしれませんが、実際にプレイして世界に入っていただければ、深みのある、本作ならではのドラマに触れられると思います。

 
――とくに好きなシーンはどこですか? 

王を泣きながら討つところです。

これを舞台で演じたとしても、十分通用するようなシーンだとしみじみ思います。思い入れも深いです。

とくにグッドエンドは、王に対する敬意や悲しみが素直に表現されていたので、好きなシーンです。

 
――あなたの役から見て、おやゆび姫はどんな女の子ですか?
母性とまでは言わないのかもしれませんが、自分を包み込んでくれたり、自分の立ち位置を振り返らせてくれたり。
色々な面があるので、簡単には表現できないですね。色々な感じ方をしてしまう。
魅力という一言で片付けていいのかもわからないですね。
 
――アウトドア体験や旅の思い出などはありますか? 

釣りが趣味なので、色々な海に行きました。

以前、荒れた海で船釣りをしたことがあるんですよ。波が荒れ狂って何隻もの船がすさまじく揺られて……。

そのときに、気がついたら頭の上に別の船のスクリューがクルクル回っていてビックリしました。

でも、そんな荒れた海でも魚が釣れることもあるので、やっぱり釣りは大好きですね。

 
――もしも体が小さくなってしまったら、どんなことをしますか? 

小さくなったら鳥の背に乗ってみたいです。

「ニルスの不思議な旅」では鳥と会話ができましたが、もしコミュニケーションが取れなかったら、どこに連れて行かれるかわかりませんから、少し怖いですね。でも飛んでみたいです。ロマンティックですよね。

 
――キャラクターとご自身の共通点がありましたら教えてください。
義理は大事にしたいと思っています。
 
――本作には、さまざまな童話の人物たちが登場しますが、 とくに気になるキャラクターはいますか?
オーディションの際、色々なキャラを演じてみたのですが、 マネージャーからは「必要ないんじゃない(笑)」と言われながらも、 みにくいアヒルの子を試しに演じてみました。
こういうキャラクターって結構好きなんですよね。
 
――最後にひとことお願いします。 

『絶対迷宮 秘密のおやゆび姫』は、内容も深くて面白い作品なので、共演者の方々の声も合わさった形で、自分も遊んでみたいと思います。

みなさんも楽しんでいただけると嬉しいです。

黒田崇矢さん(裸の王様役)

  ――収録のご感想をお願いします。 

ラスボスということもあり、とてもやりがいのあるキャラクターでした。

大作だったので、収録を終えた今は「終わったか……」と思う反面、「終わってしまったのか」という残念な気持ちの2つがあります。

裸の王様はお気に入りの役なので、やり終えてしまって寂しいです。

 
――オファーが来たときの印象はいかがでしたか?

まず、絵を見て面白いなと思いました。
花梨さんの事務所で見せて頂いた絵が、すごくインパクトがあって非常に面白いな、と。

 

――実際演じてみていかがでしたか?

(※組み立ててきた演技プランと実際演じてみたときのギャップについて)

元々考えてきた演技のプランとズレはなく、 気持ちよくお芝居ができました。
 
――演じる際にこだわった点はありますか? 

裸の王様には色々な姿があり、それぞれがんばって演技をしました。

演じわけはしましたが、根っこは同じ人格という部分が難しかった。

ですが、とてもやりがいがありました。

 
――演じられたキャラクターの魅力を教えてください。 

おやゆび姫が出会うときの王様は、闇に堕ちてしまっているのですが、彼には優しかった頃もあるんです。

どちらの王様もステキだと思いますが、僕は昔の王様の、民に対する優しさが好きです。

そして、王様の周りには忠義を尽くしてくれる騎士たちや、私利私欲で生きている大臣など、色々な人がいます。

王様は正しいことをしているはずなのに、野心を持った者は常に近くにいて、王様の失墜を狙っている。

裸の王様ルートを演じていて、真実はなかなか伝わらないという、悲しみを感じました。

 
――「秘密のおやゆび姫」全体の見どころは、どこだと思いますか? 

シンプルに、台本を読んでいて楽しかったです。

裸の王様ルートを読んでいたときは、ついじっくりと読みふけってしまいました。

みなさんが遊ぶ際も、読み物として純粋に楽しいと思います。ストーリーが非常に良いです。

本当にステキなストーリーなので、僕が言っていることの意味は遊んでいただければわかると思います。

 
――とくに好きなシーンはどこですか? 

大切に思っていたはずの民に追い詰められるシーンが、とても切なかったです。

あとは最後のシーン。世の中の真実を語っているな……と思えるところも好きです。

 
――あなたの役から見て、おやゆび姫はどんな女の子ですか?
シンプルに、可愛らしくて真っ直ぐで。
こういうブレの無い、小さい子は好きですね。 微笑ましく思います。
 
――アウトドア体験や旅の思い出などはありますか? 

旅は好きなので、主に国内の寺院や仏閣を回ったりしています。

ロケで地方に行くことが多いのですが、休憩時間に景色のいい場所を探して、のんびりするのが好きです。

 
――もしも体が小さくなってしまったら、どんなことをしますか? 

ずっと大きい体で生きてきましたので、おやゆび姫くらい小さくなったら、色々な人のポケットに入って世界を無料で旅したいですね。

 
――キャラクターとご自身の共通点がありましたら教えてください。
自分が損をしても、敵を作ってでも、仲間や弱いものを助けたい。
強いものや権力に縛られるのではなく、正しいことをしていきたいところが似ていると思います。
大抵、体が大きいので自分が悪く見られて損をする事が多いですが(笑)
 
――本作には、さまざまな童話の人物たちが登場しますが、 とくに気になるキャラクターはいますか?
裸の王様です。
童話では、あまりいい意味では使われないのですが、 この『秘密のおやゆび姫』のストーリーを見ると、悪い意味で使えないなと思いました。
今回のお話で、裸の王様が大好きになりました。
 
――最後にひとことお願いします。 

自分が出演したからではなく『絶対迷宮 秘密のおやゆび姫』は、本当に楽しめる作品だと黒田崇矢は思っております。

これはもう確信しておりますので、僕のコメントを読んだ方はぜひプレイしてください。

そして裸の王様の個別ルートをプレイして、最初に受けたイメージだけで終わらないでください。

比上孝浩さん(トゥルース役)

  ――収録の感想はいかがでしたか?

スポーツのあとのように気持ちよく疲れました。

今まで使ったことのないところの音を作っていただきました。

新鮮な演技ができたので、非常に楽しかったです。

 
――演じられたキャラクターの魅力を教えてください。

人が信用できない竜なのでやさぐれているかと思ったのですが、シリウスに対してだけは友情の絆で結びついているキャラクターだと思いました。

シリウスのことが大好きで、信頼していていいパートナーです。

 
――演じる際にこだわった点はありますか?

「ドラゴンブレス!」と叫ぶシーンです。

腹式で思いきり声を出しました。

 
――アウトドア体験や旅の思い出などはありますか?

2~3年前に1人で静岡へ旅行に行きました。

行ったことのない場所に1人で行って、知らない人しかいないと

ころで自分に何ができるのかと思い旅をしたのですが、アクの強い人にしかられたり、漁村で生しらすを食べたり……。

色々な場所の色々な人と出会うことが役者として大事かなと思いました。

 
――もしも体が小さくなってしまったら、どんなことをしますか?

タンスの隙間の小銭を取りたいです。

でもホコリにやられないように小型のマスクをつけないとだめですね。
あとは、お風呂場の隙間に入って湯垢を綺麗にしたいですね。
自分の家だけでなく、みなさんの家も掃除をしにいきたいです。

 
――最後にひとことお願いします。

今回、トゥルース役ができて本当に嬉しいです。

シリウスとトゥルースのコンビっぷりをぜひ見てほしいです。

色々なキャラクターが、数々の想いを秘めながら物語が進んでいきますので、ぜひそこも楽しみにしてくださればと思います。

入江玲於奈さん(ゴビー役)

  ――収録の感想はいかがでしたか?

この作品で、生まれて初めて人間ではないキャラクターを演じさせていただきました。

台本を読んでいるときは、いつも以上に想像をめぐらせたような気がします。

ゴビーが現実にいたらどんな感じになるのだろうか? 人魚姫以外のキャラクターとどのくらい意思疎通ができるのだろうか?と色々と考えましたね。

でも実際に演じてみると、思っていた以上にスムーズにお芝居ができ、ゴビーと自分が重なって思える瞬間もあってとても楽しかったです。

 
――演じられたキャラクターの魅力を教えてください。

見た目ではわかりにくいですが、素直な少年……だと思って演じました。

「ムームー」という擬音のような言葉で話すのですが、その言葉だけでゴビーの素直さをどのぐらい伝えられるのかと考えながらお芝居をしました。

ぜひ色々な「ムー」を聴いていただきたいです。

 
――演じる際にこだわった点はありますか?

はい、わかった! という「ムー!」だと元気に答えられるんですが、
温泉に入っているときの、ほわーんとした、ほんわり・ふんわりというシーンでの 「むぅ~」という言葉が僕の予想外の部分から出てきまして、自分でも驚きました。 いい「ムー」がでたな、温泉っぽいぞ(笑)と。
色々な「ムー」を聞いて頂きたいですね。

 
――アウトドア体験や旅の思い出などはありますか?

子どもの頃、よく父にキャンプに連れて行ってもらいました。

ある日のキャンプで山へ行ったのですが、左半身をアブに刺されてしまいキャンプ中ずっとテントで休んでいたことがありました。本当に痛かったです。

もう絶対に行きたくないと思っていたのですが、最近はまた再挑戦したいと思うようになりました。

 
――もしも体が小さくなってしまったら、どんなことをしますか?

マンションの目の前に、側溝があり、昔ピアスを落としたことがあったので、 それを探したいです。

 
――最後にひとことお願いします。

ゴビーというキャラクターが人魚姫やほかのキャラクターたちのスパイスになって、どのキャラクターも魅力的に見せられるような存在だといいなと思います。

ぜひ注目していただけると嬉しいです。

成田剣さん(明の織月/闇夜の月役)

  ――収録のご感想をお願いします。 

非常に夢のある世界だと思いました。

心温まる世界で、とても幸せな気持ちになりました。すべてのキャラクターを温めるようなお月様を演じられていればいいなと思います。

 
――演じられたキャラクターの魅力を教えてください。 
 
どんなときでも優しく見守る。太陽のようなギラギラしたものではなく、ランプのような優しい光のように、暗闇をほわっと照らす光のように、みんなを見守る感じです。たしなめるときも優しいお兄さんやお父さんのような——それ以上にもっと大きく見守っている存在だと思います。
 
――演じる際にこだわった点はありますか?
闇夜の月は、裸の王様の命令で世界中を監視する邪悪な雰囲気を全面に押し出すようにしました。また、織月の月はソフトに、
鳥の羽根のようなもので大きく包み込むような感じを大切にしました。
 
――アウトドア体験や旅の思い出などはありますか? 

旅といえば、劇団の研究生をしていた22歳のときに、旭川の農場で働いたことがあります。

関東から各駅停車で乗り継いで、札幌でアルバイトニュースを購入し、何件も電話をして決めました。一度農場で働いてみたかったので。

敷地にあったプレハブに、仲間と2週間住み込んで働いたのですが、倉庫に120tの麦を2人で積んでいく仕事で……ものすごく大変でした。

その際に、室蘭に住んでいた友だちとも会ったので、3週間、北海道にいました。

今でもいい思い出です。

 
――もしも体が小さくなってしまったら、どんなことをしますか?
小さくないと見られないものを見てみたいですね。色々なものがあるような気がするんですよね。
よくはわからないですが。
日常で、視界に入らないような素敵なものが見られるかもしれませんね。
 
――最後にひとことお願いします。 

『絶対迷宮グリム』から早5年。

懐かしの『絶対迷宮』シリーズということで、楽しみにしている方は多いのではないでしょうか。

みなさんの期待に沿える内容になっていると思いますので、色々な攻略ルートを楽しんでください。

お月様も楽しみにしていただけたら嬉しいです。

岩崎政実さん(ラグナ役)

  ――収録のご感想をお願いします。  

こちらのやりたいことと、制作の方向がマッチしていて、順調に進んでいったと思います。

 
――演じられたキャラクターの魅力を教えてください。

ラグナは、長く生きてきたという、年齢の重みを感じるキャラクターです。

自分もこういう濃厚な人生を送ってみたいと思いました。

 
――演じる際にこだわった点はありますか?
老練さや、年を重ねたことによる余裕ですね。言葉1つ1つの重みを意識しました。
 
――アウトドア体験や旅の思い出などはありますか?

中学校までボーイスカウトをしていたのですが、みんなで家具を作ったりかまどを作ったりしました。

一番おどろいたのは、生きた鳥を連れてこられたときです。

鳥のさばき方を習って、全員でおいしくいただきました。

ボーイスカウトは、野菜などの収穫をしてどうやって食べるのかや、命のありがたみを学ぶものです。

10代前半でこういったことを体験できてよかったと思います。

 
――もしも体が小さくなってしまったら、どんなことをしますか?
小さくなったら全てが冒険ですよね。 階段もすごく大きいですし、チワワも猛獣です。
やってみたいというよりも、全てが危なくて仕方が無いですよね。
まず隠れる場所を探しますね。
 
――最後にひとことお願いします。 

できあがりが僕自身も楽しみです。

『秘密のおやゆび姫』を、みなさんも楽しみにしていてください!

Queen of Wand/睦鬼さん(雪の女王役)

――収録のご感想をお願いします。

とっても緊張しているということに、お芝居をしている途中で気づきました(笑)。

スタッフさんに、フレンドリーな温かい空気を作っていただけたので、心おきなく冷気を放出できたような気がいたします。

 
――演じられたキャラクターの魅力を教えてください。

雪の女王様ですからね、冷たく何者も寄せつけない高潔さが第一の魅力だと思います。

氷姫との再会でどう変わっていくのかは、ストーリーを見て楽しんでいただけると嬉しいです。

もともと、アンデルセン童話の雪の女王が大好きなので、この作品で雪の女王役に決まってとても幸せでした!

透明なヴィジュアルもオシャレでカワイイですね。

 
――演じる際にこだわった点はありますか?

登場シーンはとくに冷たく、氷のような空気を意識して演じさせていただきました。

優しい口調のなかに冷たさが出ていればと思います。

攻撃の呪文は、氷姫がつぶやくように言い放つので、姉は激情派という感じで差をつけてみました。

 
――アウトドア体験や旅の思い出などはありますか?
旅行は大好きなんですが、海外はグアムしか行ったことがないんです。
それでもお魚さんたちと泳いだのはとても貴重な体験でした。
アンデルセン童話のような、情緒溢れるヨーロッパの町並みをいつか歩いてみたい!
雪山は……ちょっと恐ろしいですね(笑)
 
――もしも体が小さくなってしまったら、どんなことをしますか? 
お気に入りのティーカップで、色々な紅茶のお風呂に入ってみたいです(笑)。
 
――最後にひとことお願いします。

『秘密のおやゆび姫』ではQueen of Wandのヴォーカルとして、テーマソングも担当させていただいております。

雪の女王も演じさせてくださるなんて、とてもステキな経験になりました!

今回のシナリオが某雪の女王の映画より前に書かれていたことを知っていたので、

時代がついてきていらっしゃるなと(笑)。

それでも歌いたくなってしまいます。ありの~ままの~~~♪

本作のテーマソング「ラ・プティ・プリンセス」も、ぜひたくさん聴いてくださいね!